DX STRATEGY CONSULTING
DX戦略事業部 / シニアコンサルタント
大学在学中にイギリスへボランティア留学、帰国後に株式会社アレックスソリューションズへ入社し、主に外資系常駐先で社内ITや顧客からのエスカレーション対応を実施。
その後、株式会社プログデンスへ入社し、Exchange Server、Office 365導入 PM などを経験し、Microsoft MVP を2年連続で受賞。
現在は、Office 365、Azure AD といったクラウド領域とMicrosoft 製品に関連したITソリューションのシニアコンサルタントとして活動中。
元々は、海外留学経験を活かし、英語と IT スキルを持ったブリッジ SE を目指していたのですが、英語を業務の中で活かすよりも技術的な興味や SI への関心が勝った結果、プログデンスへ入社しました。
SI だけでなく PM やプリセなどの幅広い経験を得て、エンジニア上がりのコンサルタントを自負しています。
現在は、Office 365、Azure AD といったクラウド領域と Microsoft 製品に関連した IT ソリューション活用のコンサルティング活動をしています。
即効性のある解決策はなく、長期的なアプローチが必要です。
経産省のDXレポートでも指摘されているように、多くの日本企業では、システムのスリム化やシステムの継続をやめるといった判断が必要な局面に直面しています。その判断ロジックになる情報をコンサルタントと協力して整理・可視化し、DXへとつなげていくことが一つの方法論であると考えます。
さらに、DX人財の確保は全ての企業にとって急務であるため、業務を限られたリソースで行う必要性が高まっています。そのため、システムのスリム化・簡易化、暗黙知の形式知化、自動化といった要素とそれらのシステムをメンテナンスする人財の育成が重要なポイントとなります。
さらに、内部教育や外部の専門トレーニングを活用して、DX人財の育成を行うことも必要です。DX人財だけでなく、従業員全員がDXに向けた意識を持ち、その実践に取り組むことが求められます。
まず、育成方法に入る前に、育成するべき人財について考える必要があります。
DXを推進するためには、これまでの社員とは少し異なるタイプの人財を意図的に採用する必要があると思います。一般的には、常識を疑い、変化を求め、変化を促し、継続し、デジタル化について考え、自己のスキルアップに努めるような人財が求められます。
その上で、ICTやAIを学ぶことはあまり意味がなく、既存の業務をICTやAIでどう置き換えるかという発想を持つ人財が5人ないし10人いるだけでも、組織のDX化は進むと考えられます。
しかしながら、変革だけを求めるのではなく、既存の自社業務の理解がなければDXは進められません。そのため、各部門の業務理解が深い人財からのインプットや、チームで活動することが必要です。
また、別のアプローチとしては、越境学習プログラムなどを導入することも有効だと考えます。