あらゆるユーザーが最大限に製品を活用できるよう、多大なサポートに尽力いただいたことに、感謝の意を表して授与されるMicrosoft MVP アワード。マイクロソフトの製品やテクノロジーに関する豊富な知識や経験を他者と共有するコミュニティ・リーダーがその候補者です。受賞者には、様々な特典が提供されると共に、幅広いリレーション構築が可能になります。
コミュニティ プログラム マネージャーと呼ばれる各国の担当者がそれぞれの国で審査を実施します。
グローバルの担当者が審査をします。
最終審査では、それぞれの受賞カテゴリー(製品・テクノロジー・サービス)の担当者がMVPアワードの受賞に値するかを最終的に判断します。
MVPプログラムでは、社内外でMVP候補の推薦制度を設けています。社内では開発チームや営業スタッフからの推薦。また社外ではMVPからの推薦、そして自己推薦も受け付けています。
審査のプロセスは全部で3段階ありMVPを連続受賞されている方でも、年に1回必ず新たな候補者と全く同じ条件で審査を受けています。
MVPアワードは、おもにインフルエンサーとしてマイクロソフトの製品・テクノロジーを世の中に広く啓蒙してくださる活動に感謝の意を表して授与しています。中でも、アーリーアダプターとしていち早く世の中の技術や情報をキャッチし、自らが発信源となり素早く情報を拡散する活動が評価ポイントとなります。 例えば、製品の新機能や使い心地、製品の購入を考えている方へのアドバイス等をブログやセミナーを通して発信することが代表的な例として挙げられます。
カンファレンスやセミナー、トレーニングなどの講師
雑誌や書籍、オンライン記事などの著者
ブログやサイトの運営者
PodcastやYouTubeなどを駆使して情報発信をされている方々
松野 千晶
マイクロソフト コーポレーション
コミュニティ
プログラム マネージャー
現在、日本でのMVP受賞者は約240名になります。しかし、世の中には、まだまだ多くの優秀な技術者がいます。MVPの審査条件は世界共通ですが、アドバイスとしては活動する受賞カテゴリー※をどれか1つに絞ることです。MVP審査の最終審査員は各製品・テクノロジーの担当者です。最終的に受賞したい製品・テクノロジーは何かを念頭に活動をされることを強くお薦めします。
より多くの方にチャレンジしていただけるように、「Microsoft MVP」のブランドをもっと世に広めることも私たちコミュニティ プログラム マネージャーの重要なミッションです。ぜひ皆様の積極的なチャレンジをお待ちしています。
※最新の受賞カテゴリーは http://aka.ms/MVPAward_AC をご参照ください。
マイクロソフト コーポレーション・松野 千晶 × プログデンス・雨宮 穂高 & 関口 博紀
マイクロソフトのフォーラム「TechNet オンライン」を通じてOffice 365やExchange Serverに関するサポートを積極的に行った、プログデンスのテクニカルディレクター・雨宮 穂高。その活動が評価され、このほど「Microsoft MVP」を受賞いたしました。そこで、Microsoft MVPを運営するマイクロソフト コーポレーションのコミュニティ プログラム マネージャー松野氏を招き、プログデンス取締役・関口を加えた三者で、MVP受賞者の今後の活躍や未来への期待について語り合ってもらいました。
マイクロソフト コーポレーション
コミュニティ プログラム マネージャー
松野 千晶
プログデンス
テクニカルディレクター
雨宮 穂高
プログデンス
取締役 事業部長
関口 博紀
マイクロソフト コーポレーション
コミュニティ プログラム マネージャー
Microsoft MVPのブランドを世の中に広めていくために、様々な広報活動や啓蒙活動、MVPを目指す技術者へのサポートなどを行っている。
このプログラムはアメリカの本社で20年以上前に誕生しました。マイクロソフトの製品を一般の人たちが使えるようにサポートしてくれていた7名の技術者に対して、感謝の意を表するために立ちあがったプログラムでした。
日本でのスタートは10年前で、最初は同じく社内のサポート部門向けのプログラムでした。はじめは20名くらいが対象者でしたが、一般のエンジニアのサポート活動も授与対象にするようにし、今では約240名のMVPを輩出しています。特にAzureやクラウドに力を入れてほしいと米国本社からも要望されていますので、これを啓蒙してくださる方を今後も広く表彰していきたいと考えています。
基本的には人を助けるのが好きな人たちですね。みなさん本職があって、空いた時間で他の人たちを助けたいと活動していて、週末に勉強会を開いて登壇したり、オンラインフォーラムで解答したり。人を助けたい、人に教えるのが好きだなんて人が、MVPを受賞していると思います。あと、ITは技術の進歩が早いので、知的好奇心や学習意欲、向上心がある人が多いですね。
今回受賞したプログデンスの雨宮さんは、オンラインを活躍の場とし、TechNetなどのフォーラムで活発にサポート活動をしてくれています。オンラインフォーラムはサポートする上での原点であり、特に人を助ける姿が見えやすいところでもあるので、雨宮さんのご貢献はたいへん目を見張るものがありました。
MVPの方には、まずは好きなことをやってほしい。それをたくさん報告してもらうことで、私たちが皆さんの活動を知り、MVPを授与することにつながっていきます。中には、MVPを取るためにどうするかを考え、それで苦労されているなんて方もいらっしゃいます。私たちとしてもすごくありがたいのですが、やはりみなさんがエンジニアらしく活動した中で発見したことやナレッジを披露していただけるほうが、お互いに喜びがあると思うんですよね。
MSDNやOffice 365の無償サブスクリプション1年分など、マイクロソフト製品ライセンスの無償提供などがあります。そのほかに、MVP Global Summitという米国本社のMVPイベントにもご招待いたします。優秀なエンジニアとグローバルなつながりが持てるのは、大きな魅力ではないでしょうか。
マイクロソフトの社内には、エバンジェリストという職種の人たちがいて、開発や技術をベースにしたテクノロジーを社外に広める役割を担っています。MVPを受賞した方々には、社外のエバンジェリストとして、Azureやクラウドを広く啓蒙してもらいたいと願っています。
マイクロソフト日本法人の社長・平野拓也は私たちのワールドワイドなミッションを「地球上のすべての個人とすべての組織に、より多くのことを達成できるようにする」と表現しています。クラウドを利用すれば、企業も個人も、みなさんの普段の生活も一段と良くなると自負しています。そのためにナレッジを広める役割を担うのが、MVPのみなさんです。
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