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ネットワークインテグレーション

F5 BIG-IPをiRules によりフルカスタマイズしたProxy更改

【key technology】
 ・F5 BIG-IP:LTM/APM/SSLO/ iRulesの設計
【Phase】
 ・PoC、提案、要件定義、基本設計、詳細設計、構築

Q:プロジェクト実施に至る経緯は?
― 既存環境においてProxySGが導入されていたが、メーカーであるSymantec社が
BroadCom社に買収されたことに伴い、コストやサポート面でリスクが顕在化した。上記の
Cisco ACIと同様、基盤の更改に伴い、お客様にて他メーカー製品への変更を検討されてい
た。
お客様環境においてProxyはセキュリティを担保する中心の製品であり、既存環境から機能
のデグレードは避けたい状況であるため、候補となった2製品についてPoCによる製品選定
を請け負うこととなった。


Q:PoCはどのように進めたか?
― 既存機能を他メーカーの製品で実装できるかという観点が必須の検証観点となるため、
各メーカー担当者と連携し、対応する機能の詳細や検証を実施するにあたって必要な要素を
確認、時には検証環境に一緒に立ち会い、製品の評価を実施した。
また、検証結果を踏まえてお客様と共に、製品選定結果の報告資料を作成した。

Q:プロジェクトの請負スコープは?
― PoCの結果、選定された製品(F5 BIG-IP LTM/APM/SSLO)については、Cisco ACIと
並行して基本設計、詳細設計、構築、検証、導入を対応、iRulesによるトラフィック処理を
含んだ難易度の高い構成ではあったが、メーカーとの連携によりその後の運用フェーズまで
大きな問題もなく現在に至る。


Q:プロジェクトの中で印象的なことは?
― 運用フェーズにおいては通信に関する問い合わせが時折発生することから、場合によっ
ては大量のログやパケットレベルでの確認を実施し、製品および通信における深い理解を身
に付けることができた。