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ヤマトシステム開発株式会社 ゼネラルマネージャー 鈴木 貴文さん

プログデンスの教育研修サービスを導入して、いかがでしたか?

どの研修会社よりも一人ひとりと向き合ってくれ、
まるで個別指導の学習塾のような研修でした。

Q1御社の研修・教育制度に関して、どんな課題がありましたか?

まず技術面の教育で大切なのは、教育を受けた本人が、習得した技術を実践で使えるようになることです。その観点で言えば、納得度の高い教育ができるところは実に少ないと思っています。
かつて当社が導入していた外部研修は、大人数による集合研修でした。机上で教科書・テキストにそって学ぶ形式だったせいもあって、一人ひとりの習得具合の状況やスキルの濃淡が見えにくかったですね。結果として、研修を受けて理解の深まった人と、そうでない人に大きなバラツキがあったように思います。大人数で時間が限られているため、受講者一人ひとりと向き合う時間がなかなか確保できない、結果として技術が身に付いていないという課題を感じていました。
ですから私たちは、基礎となるネットワークの知識を自社が求めるレベルまで引き上げ、受講者全員がスタートラインに立てるようになる研修を探していました。大切にしていたのは、何よりも濃密さであり、1クールの研修で受講者全員が理解できるならば、多少長い時間をかけてもいいと思っていました。

受講者全員が、ヤマトシステム開発の技術者として十分にスタートラインに立てるような研修を模索していた鈴木さん。

Q2プログデンスの研修を導入しようと思った理由を教えてください。

プログデンスさんが提供している研修サービスは、平均的なコスト感・スケジュール感でありながらも、どの研修会社よりも一人ひとりと向き合い、柔軟にプログラムをカスタマイズしてくれる印象を受けました。
最終的な決め手になったのは、事前に見学させていただいたプログデンスさんの社員研修です。個別指導に近い少人数スタイルで、机上の知識よりも実践を意識した教育内容は、確実に他社と一線を画していました。講師を務めていた方の人柄もとても魅力的で、受講者とのコミュニケーションも的確。講師の方が描いている「こうなってほしい」と、私たちの「こうしてほしい」が合致したことから、今までにない期待感を持てました。
また、社員研修の受講者の皆さんの熱量が凄く、受講者の皆さん全員がノートにビッチリとメモを取っていた光景は最も印象に残っています。研修を受ける際に、ただ聞いているだけで終わらせない。聞いたことに対して自分なりに考え、解釈したものをノートに残し、後で振り返るプロセスは、元々技術畑だった私自身も大切なプロセスであると認識しています。このような光景は今までの研修では見ることができませんでしたね。

Q3実際に弊社の研修を導入し、どのような効果がありましたか?

新人研修の目標は、ネットワークエンジニアとしての知識を身に付け、顧客からのヒアリング情報を元にネットワークシステムを実際に構築するスキルの土台を身に付けることです。これは私個人的な感想ですが、プログデンスさん自身もシステムインテグレーターであるせいか、研修と言いつつも、「技術のプロをつくる」という、モノづくりのようなこだわりを感じました。新人研修の目的・ゴールにしっかりとコミットし、受講者が合格ラインに至るまで責任を持って面倒を見てくれるので非常に助かっています。
研修の成果は期待以上で、研修を終える頃には受講者全員の知識レベルが一定まで引き上げられています。例えばIPアドレス一つをとっても、ネットワークを全体像として捉えつつ、仕組みを論理的に説明できるようになっていますね。また、受講者同士のつながりも強いことから、研修を通じて連帯の意識が芽生え、助け合う姿勢が養われるという二次効果も生まれているように思います。
さらには、受講者のみならず、教育担当者にもプラスの効果をもたらしています。一番大きいのは、講師担当の方が週に1回、受講者の情報を細かくレポーティングしてくれることです。「この人はスロースターター」とか「この人は教えるのが得意」など、一人ひとりの個性や得手不得手に関するデータが蓄積でき、こちらとしても次の教育方針が立てやすく、OJTへのフィードバックもスムーズになっていますね。

Q4今後、弊社の研修に対して期待する改善点はありますか?

基本的には満足していますが、強いて言うなら、日々変化する技術トレンドを積極的に取り入れつつ、継続的に研修内容をブラッシュアップしていただくことでしょうか。
一般的に言われることですが、研修期間中は積極的に学んでいた人でも、ひとたび現場に入ると業務が優先になってしまい、なかなか継続的な研修を受ける時間が持てません。私たちとしても、スキルアップを継続する意識を社員に植え付けることはとても大切だと感じていますので、そういったところでも協力できたら嬉しいなと思います。
あとは、カウンセリング的なところまでお任せしてみるのもいいかもしれませんね。当社では2年目くらいから、ある人はネットワーク、ある人はサーバ、ある人はセキュリティといったように担当領域が分かれていきます。領域が変わってくれば、当然学びたいことも変わってきますので、「こういう教育を受けたい」と社員が面と向かって言える機会が増えてくれば、キャリアアップへの意識も自ずと高まっていくのではないでしょうか。しかしながら、自社の上司には打ち明けにくいところもあるかもしれない。でも自分が学んだ先生になら、打ち明けやすいこともあるはず。私たちが追いかけきれない一人ひとりの勉強意欲を引き出していただけると、さらに効果的な教育サイクルが築けるのではないでしょうか。
そういった意味でもプログデンスさんには、他社に真似のできない親身な教育・研修サービスに、ますます期待したいと思います。

インタビューに応じていただいた方

鈴木 貴文さん

(ヤマトシステム開発株式会社 新技術活用推進室 ゼネラルマネージャー)

ヤマトシステム開発様の技術部門の責任者として、社内のエンジニアの成長を担う。ご自身の経験に基づき、机上の理論だけでなく現場で役立つ実践的な教育メソッドの導入を望んでおられ、プログデンスの教育研修サービスをご活用いただいている。

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