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導入事例|教育委員会・自治体

『GIGAスクール構想』敏速立ち上げ成功!
他地域より大きくリード!
地元SIerと教育委員会が連携し、
見事な役割分担で好循環を生む!

三重県明和町の教職員と子どもたちは、
高い意欲でICT教育に取り組んでいます!

取材にご協力いただいた皆様
導入団体
明和町教育委員会様
導入製品
School Shuttle
Powered by PROGDENCE
取材協力
明和町教育委員会様
株式会社デジコム様
BACKGROUND

明和町がアカウント管理ツール「School Shuttle」の導入に至った経緯

授業でのICT活用頻度が全国的にもハイレベルに!
1つ1つのつながりが、今の明和町GIGAスクール構想の推進力に。
!こんな課題が
  • ・PC教室等は整っていたが、タブレットを活用したICT教育については少しだけ遅れてしまい、若干の焦りを感じていた
  • ・先生方のスキルに差があること、どんなデバイスを選定したら良いか、ツールは何を導入すべきか
  • ・毎年卒業し入学してくる生徒たちのアカウント管理はどうすべきか
→
✓以下のように解決!
  • ・School Shuttleを起点に、AzureADだけでなくAppleSchoolManager、ロイロノートに対して有機的なアカウント管理を実現
  • ・年度末の更新作業では、まとめてアカウントを更新できる便利さを実感。基本インターフェースがMicrosoft Excelであることも助かっている
  • ・授業でのICT活用頻度が全国的にもハイレベルに。「ほぼ毎日使っている」と回答した生徒は58.3%

伊勢神宮のお膝元である伊勢市、松阪牛で有名な松阪市などでは、タブレットを活用したICT教育への取り組みが2010年頃から活発に行われていました。全国平均からすると、かなり早いタイミングです。ところが、その両市に挟まれるように位置する三重県多気郡明和町の教育委員会では、PC教室等は整い、すでに活用し始めていたものの、タブレットを活用したICT教育については少し遅れをとり、焦りを感じていました。

そんな中、地域の教育委員会が抱えるICT教育の課題に長年向き合ってきた地元SIer、株式会社デジコムの西井代表は、大学で情報処理を教えていた岡田氏、早くからICT支援要員として活躍してきた地元出身の中西氏と手を組み、きめ細かな対応で明和町のICT教育を支えることになります。

関わるすべての人たちが「ICT教育を地元で充実させたい」という想いを1つにした結果、明和町はGIGAスクール構想を急激な勢いで推進していくことになったのです。

明和町ICT教育に携わっている人物たちの相関図
明和町ICT教育に携わっている人物たちの相関図

2022年7月、嬉しいお知らせがありました!

文部科学省主導のもと、全国で行われる「令和4年度の全国学力・学習状況調査」の中で、生徒に対して「Q:学校で授業中に自分で調べる場面でPC・タブレットなどのICT機器をどの程度使っていますか?(インターネット検索など)」という質問がありました。

回答には「ほぼ毎日使っている」「週1回以上」「月1回以上」などの項目がある中、「ほぼ毎日使っている」という回答が全国では21.6%、三重県(公立)においては40.6%でした。そんな中、明和町ではなんと、58.3%の生徒が「ほぼ毎日使っている」と回答してくれたのです。

現在、明和町では、国語や算数などの授業でも積極的にICTデバイスを活用しています。子どもたちの前向きな姿勢も後押しとなり、このような嬉しい評価をいただけることとなりました。

令和4年度 全国学力・学習状況調査
Q 学校で授業中に自分で調べる場面でPC・タブレットなどのICT機器をどの程度使っていますか?
21.6
40.6
58.3
全国
三重県(公立)
明和町
「ほぼ毎日使用している」生徒の割合(%)
明和町ってどんなところ?

伊勢市と松阪市の間に位置し、人口は約23,000人。2015年に日本遺産に認定された「斎宮跡」を有し、毎年6月には、都から斎宮御所へ向かう斎王と、その従者の行列が再現される「斎王まつり」が開催されています。

01

地元SIerの底力を発揮するチャンスでした!

株式会社デジコム 代表取締役 西井 健介氏の談

すでに20年以上、教育事業に携わってきました(教科書販売事業が主でした)。当時の私は少しだけパソコン好き、IT好きなこともあり、先生方が業務で使用するパソコンの調子を見たり、学校のネットワーク環境を整備するなど「ITで困ったときのデジコムさん」というような位置付けでした。

時は流れ、GIGAスクール構想以前から我が国では、情報教育の重要性を説く声が聞こえ始めました。三重県でも各地域ごとにさまざまな工夫をしていくことになります。

ただ、日々激務である教員の皆さんが授業に必要なデバイスを選定し、教材や管理ツールを見つけ、スムーズに取り入れていくのは、少し無理のある状況でした。先生方は授業カリキュラムを組み立てていくことについてはプロフェッショナルですが、ICT利活用の面で必ずしも全知識をカバーしているわけではありません。当時、多くの不安の声どころか、悲鳴のようなお言葉を直接いただいたのを覚えています。また、地域による導入度合いの格差も生じ始めていました。

そこで弊社はこれまでの教育事業での実績を活かし、準備を始めました。

それでも5年ほどかかりましたが、ようやく入札に参加し、デバイス選定やツールの導入、ICT支援要員の派遣を行うなど、全面的にお手伝いできるようになりました。

株式会社デジコム 代表取締役 西井 健介 氏

ICT教育をもっと盛り上げて地元の子どもたちのレベルをさらに上げていきたいです。

株式会社デジコム 代表取締役 西井 健介 氏

ICTの世界はその裾野まで含めるとあまりにも広く、様々な知識が必要になります。プログラミングや本格的なネットワーク構築には、当然専門家に参加していただく必要があると考え、大学で情報教育を専門に行っていた岡田さんにもかなりのご尽力をいただきました。

また、他社でICT支援要員として活躍していた中西氏とも授業現場での課題を密にすりあわせて、最適解が出せるように工夫しました。今思うと、このうちの誰が欠けても実現できなかったのではないか、というほどに多くの課題抽出と解決を繰り返してきました。

ICT教育において、学ぶ環境はとても大切です。ところが学んでしまえば、すぐに手に入る情報ソースが多いことに驚かれると思います。

私自身、三重県という地域の産業的特色というものは隣接した他県他地域に比べ、少ないと感じています。

ですが、もし環境さえ整えば(誰でも参加し、スキルを得ることのできるICT教育を盛んにする土壌を作ることができたなら)、その後数年には地域活性につながる何らかの糸口を見い出せることができるのではないかと考えていました。

私がICT教育に力を入れ始めたのは、そういった願いがあったからです。私にとってICT教育、GIGAスクール構想は地域の新産業創出の足がかりになり得るものでした。

だからこそ、そのお手伝いをしている今、デバイス選定、ツール選定、日々の支援について、身を引き締めながら取り組んでいます。アカウント管理ツールであるSchool Shuttleにいち早く目を付けたことは我ながら良いチョイスだったと自負しております。

岡田 良明 氏

三重中京大学の情報処理教育センターで大学生のコンピュータ支援をしていた頃(25年前)、当時から自作可能なDOS/V-PCを扱っていたデジコムさんと知り合い、そこからのお付き合いとなります。今も昔も専門分野に対するきめ細かな対応に賛同し、支援させていただいています。

岡田 良明 氏
02

明和スタイルのGIGAスクール構想を確立し、整備を進めてきました

明和町教育委員会 指導主事 渡邊 晃子氏の談

GIGAスクール構想がコロナウイルス感染症の発生により前倒しになったことが影響して、当教委の準備もあわただしくなりましたが、予定よりも早く国の予算が付いたことをプラスに受け止め、デジコムさんの支援と平行して、すでにタブレットによるICT教育を推進している他市町を訪問し、ヒアリングを重ね、明和スタイルのGIGAスクール構想を確立し、その整備を進めていきました。

ただ当時、先生方のスキルに差があることや、どんなデバイスを選定したら良いか、ツールは何を導入すべきか、毎年卒業し入学してくる生徒たちのアカウント管理はどうすべきかなど、多くの課題と向き合っており、必ずしも順調ではありませんでした。

明和町教育委員会にとって幸運だったのは、地元SIerであるデジコムさんが元々教育産業で各学校に出入りしていたこともあり、いろいろと相談しやすかったことです。デバイス選定ではこちらの要望を取り入れていただき、ツール選定ではそのデバイスと当方の教育カリキュラムに最適なものを提案いただきました。

最初は、タブレットの活用が子どもたちの負担にならないかと不安な気持ちもありました。しかし、授業の参観を重ねる度に、生き生きと学ぶ子どもの姿を見ることができ、GIGAスクール構想の実現に期待が膨らみました。以前から教員は、より良い授業を作ろうと毎日研究を重ねておりました。教育委員会からは、その中に「少しずつでもICTを活用した授業を展開してほしい」というお願いをしました。教員は、熱心にICTの活用に取り組み、数か月でその有効性に気づいたようでした。ICTの活用により、子どもが主体的に学びを深める姿があったのだと思います。その後は、授業のみでなく、クラブ活動や学校行事等、教員の豊かな発想のもと、活用の場が広がりました。

デジコムさんは各学校に週1回程度の頻度でICT支援要員の中西さんを派遣してくれています。機器を整備し、先生方への活用スキル研修を実施してくれるだけでなく、先生方の活用状況や課題を、いち早くつかみ、教育委員会へ報告してくれます。それぞれの要望に添った当地域独自の専用マニュアルも用意していただいています。

教育委員会も、先生方も、困ったときは、まずデジコムさんに連絡させてもらいながら、進めてきたと言っても過言ではありません。デジコムさんの支援は、先生方のICT教育のレベルを大きく推進させたと思います。

GIGAスクール構想が始まってたった1年。先述の通り、令和4年度の全国学力・学習状況調査の結果からは、明和町の充実したICTの活用状況をうかがうことができました。

今後も、地元SIerであるデジコムさんとともに、各学校の声を汲み上げ、整備を繰り返し、ICT教育を充実させていきたいと思います。

明和町教育委員会 指導主事 渡邊 晃子 氏

頼りになるSIerさんが近くにいてくれて本当に助かっています。

明和町教育委員会 指導主事 渡邊 晃子 氏
03

運用を任されている私のような者からすると、無くてはならないもの

株式会社デジコム ICT支援要員 中西 裕子氏の談

地元の教育委員会にもっと貢献したい、という強い想いがありました。ICT支援要員としてもっとできることはないか、もっときめ細かく対応できないか、と模索していた中、デジコムとの出会いを経て、明和町教育委員会さんへのサポートを行っています。

定期的に開催される情報担当者会議の方々との会議にも参加させていただき、各現場からのご要望だけでなく、先生方の熱意も感じさせていただいています。さらに、教育のプロフェッショナルである教育委員会の指導主事である渡邊さんが手がける的確な授業カリキュラムの構築により、明和町のお子さまたちのITスキルは飛躍的に向上しているものと確信しております。

School Shuttleのようなアカウント管理ツールは、エンドユーザー様にはわかりにくい部分があるかもしれません。ただ、運用を任されている私のような者からすると、無くてはならないもの、という位置付けになります。

年度末の更新作業では、School Shuttleでまとめてアカウントを更新できる便利さを実感しました。基本インターフェースがMicrosoft Excelであることも助かっています。

今後さらに使いやすいようにバージョンアップしていく、という情報も得ています。これらのツールがますます進化していくことを期待しています!

株式会社デジコム ICT支援要員 中西 裕子 氏

授業の様子はどんどん進化し、定期開催の会議でのご要望もよりハイレベルになっています。盛り上がっていく様子が手に取るようにわかります。

株式会社デジコム ICT支援要員 中西 裕子 氏
明和町保護者・児童生徒用 iPad活用ガイドブック
▲ ICT支援要員の中西氏が手作りで制作した明和町専用のガイドブック。他にもマニュアルが複数あり、すべて手作り。

取材を終えて

PROGDENCE

明和町様を訪問させていただいて、最初は「びっくり!」そして、「感動!」でした。School Shuttleを起点にAzureADだけでなくAppleSchoolManager、ロイロノートに対して有機的なアカウント管理を行っているだけでなく、ICT教育への課題意識を持つ地域の皆さんが居て、知識と経験をベースに改善実行できる明和町チームが存在していました。「人の出会いは偶然」と言い切ることは簡単ですが、地域の方のひとりひとりのつながりがこの成功事例を育んだのだと思います。

西井さんが発信した「ICT教育で地域を盛り上げる」という想い、「ICT教育がもたらす可能性は無限だ」と言い切る岡田さん、「わかりやすくICT教育を充実させたい」という中西さんの現場力、これらのすべてが「ワクワクしている子どもたちにもっと応えてあげたい」という明和町教育委員会の願いにしっかりと呼応していました。そして次は、「これぞDXネイティブ!」といえる教育素材が、渡邊先生によって具現化されていると確信し、明和町様に今後もワクワクです。

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